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ヨガでハムストリングス(太もも裏)を伸ばして鍛える|大臀筋をバランスよく強化

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筋力アップ!ヨガでハムストリングスと大臀筋を効果的に鍛える方法

ハムストリングス(太ももの裏)と大臀筋(お尻の大きな筋肉)は、歩く・階段を上る・立ち上がるといった日常動作の「推進力」を支える中心的な筋肉です。 ここが弱い、または使いにくい状態が続くと、骨盤が安定しにくくなり、腰・膝・股関節に負担が分散しやすくなります。

このページでは、ヨガの中で“伸ばしながら鍛える”を両立させるために、狙う感覚・安全なフォーム・よくある代償動作(腰で反る/膝を痛める等)を具体的に整理し、再現しやすい練習の流れとしてまとめます。

 
ヨガでハムストリングスと大臀筋を鍛えるイメージ
 

まず理解したい:ハムストリングスと大臀筋の役割

どんな動きで使われる?(骨盤・股関節の「伸展」)

ハムストリングスは「膝を曲げる」だけでなく、股関節を後ろへ引く動き(股関節伸展)にも強く関わります。 一方、大臀筋は股関節伸展の主役で、立ち上がり・階段・ジャンプなどで大きな力を発揮します。

 

ただし、動きの中で大臀筋がうまく入らないと、代わりに腰(脊柱起立筋)で反る、または太ももの前(大腿四頭筋)やふくらはぎで頑張るパターンが出やすくなります。 その結果、「お尻を鍛えたいのに腰が疲れる」「裏ももを伸ばしたいのに膝裏がつっぱる」といった“狙い外れ”が起きます。

伸ばすだけで終わらせないコツ(“長いまま働く”)

ヨガはストレッチのイメージが強い一方で、ポーズの「支える側」では筋肉がしっかり働いています。 ハムストリングスと大臀筋は、伸びている状態でも適切な角度と安定がつくれると、“伸ばしながら鍛える”が成立します。

 

ヨガで鍛えるメリット:筋トレと何が違う?

「安定」と「可動」を同時に整えやすい

ヨガの良さは、単に筋肉を強くするだけでなく、「どの位置で、どの筋肉を使うか」を身体感覚として学べる点です。 ハムストリングスと大臀筋は、股関節の動き・骨盤の角度・体幹の安定が噛み合うと、本来の力を出しやすくなります。

そのため、ヨガではフォームの質がそのまま効果に直結します。 反対にフォームが崩れると、狙いがズレたり腰に負担が出たりします。ここから先は、ズレを減らすための具体策をポーズごとに整理します。

離脱を防ぐためのポイント(疲れない・痛めない)

このテーマで離脱が起きやすい原因は「気持ちよく伸ばしたいのに痛い」「頑張ったのに効いていない」「難しくて続かない」の3つです。 この記事では、ポーズごとに(1)狙う感覚/(2)崩れやすいポイント/(3)調整方法をセットで載せています。 まずは1回の練習で全部やろうとせず、狙いを決めて少しずつ整えてください。

 

ハムストリングス:強化とストレッチを両立するポーズ

ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァナーサナ)

ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァナーサナ)

〇狙い:太ももの裏(ハムストリングス)とふくらはぎを「伸ばしながら」、肩甲帯と体幹で姿勢を支える。

〇作り方:四つん這いから、手で床を押して骨盤を上へ。背中を丸めすぎず反らしすぎず、肋骨が前に飛び出ない位置で整えます。

 

〇効かせるコツ:かかとを「床に押し付ける」より、足裏全体で床を踏んで膝裏を長く保ちます。硬い場合は膝を少し曲げてOK。背骨が長く保てる範囲が最優先です。

〇よくある崩れ:腰が反る/肩がすくむ/手首がつらい。→ 手のひら全体で押し、肩甲骨を外へ広げ、肋骨をやわらかく内へ。必要ならブロックや壁を使い負担を減らします。

ピラミッドポーズ(パールシュヴォッターナーサナ)

〇狙い:前脚のハムストリングスを深く伸ばしつつ、骨盤を安定させて体幹を保つ。

〇作り方:足を前後に開き、骨盤は正面へ。前脚の膝は「ロックしない程度」に伸ばし、背骨を長く保ったまま股関節から前屈します。

〇効かせるコツ:前脚の足裏(親指球・小指球・かかと)を均等に踏み、骨盤が外へ逃げないように整えます。背中が丸くなる場合は手をブロックに置くと質が上がります。

〇よくある崩れ:前脚の膝裏が痛い/骨盤が斜めになる。→ 前脚の膝を少し緩め、骨盤の向きを先に整えてから深めます。

 

大臀筋:引き上げる力を育てるポーズ

ブリッジポーズ(セツ・バンダ・サルヴァーンガーサナ)

ブリッジポーズ(セツ・バンダ・サルヴァーンガーサナ)

〇狙い:お尻(大臀筋)で持ち上げ、腰で反らないブリッジを身につける。

〇作り方:仰向けで膝を立て、足は腰幅。かかとを床に押し、息を吐きながら骨盤を後ろへ傾けてから持ち上げます(腰をいきなり反らさない)。

 

〇効かせるコツ:膝が外へ逃げやすい方は、膝の間にブロック(またはタオル)を軽く挟み、内側も使いながら骨盤を安定させます。お尻は「締めすぎ」ではなく、股関節を伸ばす方向へ働かせます。

〇よくある崩れ:腰がつらい/太もも前が張る。→ 足を少しお尻に近づけ、肋骨が開かない高さまで。呼吸が止まる高さは上げすぎです。

ワンレッグド・ダウンドッグ(エーカ・パーダ・アド・ムカ・シュヴァナーサナ)

ワンレッグド・ダウンドッグ(エーカ・パーダ・アド・ムカ・シュヴァナーサナ)

〇狙い:片脚を上げたときに骨盤を安定させ、大臀筋と体幹の連動を高める。

〇作り方:ダウンドッグから片脚を後ろへ。脚を高く上げすぎるより、まず骨盤がねじれない範囲で伸ばします。

〇効かせるコツ:立脚側の足裏で床を踏み、両手で床を押して体幹を安定。上げた脚は「外へ開く」より、最初は骨盤を水平に保つ練習が効果的です(大臀筋の“まっすぐ伸ばす力”が入りやすい)。

〇よくある崩れ:腰が反る/肩がつらい。→ 肋骨を内へ、膝を軽く曲げる、手幅を調整。必要なら壁に手をつく形で負荷を下げます。

 

実践のポイント:効かせる・続ける・痛めない

呼吸・保持・回数の目安

〇呼吸:基本は「吐く息」で体幹の安定が出やすくなります。息を止める高さ・深さはやりすぎのサインです。

〇保持:最初は各ポーズ3〜5呼吸で十分です。フォームが崩れない範囲を守ると、狙った筋肉に入りやすくなります。

〇回数:ブリッジは「上げて下ろす」を5〜8回、最後に1回だけ静止(3呼吸)を入れると、筋力と感覚がつながりやすくなります。

週の頻度とおすすめの組み方

筋力アップを狙うなら、週2〜3回(短時間でもOK)が効果的です。ポイントは「同じところを毎日強くやる」より、質を保って反復することです。

 

迷ったら、この順番が分かりやすいです: ダウンドッグ(全身の整列) → ピラミッド(裏もも) → ブリッジ(お尻) → ワンレッグド・ダウンドッグ(連動)。 どれかが苦手な日は、苦手を深追いせず「呼吸が通る範囲」で質を守ると、結果的に継続しやすくなります。

まとめ

ハムストリングスと大臀筋は、日常動作の推進力と骨盤の安定に直結する重要な筋肉です。 ヨガでは、伸ばすだけで終わらせず「正しい位置で支える」ことで、柔軟性と筋力を同時に育てられます。 まずは各ポーズを3〜5呼吸から始め、腰や膝に違和感が出ないフォームを優先して積み重ねてください。

 
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