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赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?新生児期の眠りと快眠サポート

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新生児の睡眠リズムと快適な環境づくり|赤ちゃんの成長を支える眠りの整え方

新生児の赤ちゃんは、眠ることそのものが成長の大切な時間です。大人のように夜まとまって眠るのではなく、短い睡眠と覚醒をくり返しながら、少しずつ昼夜のリズムを身につけていきます。

「寝ている時間が長いけれど大丈夫かな」「夜に何度も起きるのは普通なのかな」と感じることもありますが、新生児期の眠りにはこの時期ならではの特徴があります。睡眠時間の目安、寝かしつけの工夫、光や音、室温、授乳後のケアまで、赤ちゃんが安心して眠れる環境づくりを分かりやすく整理します。

新生児の睡眠時間は長く、個人差も大きい

1日に16〜18時間ほど眠ることが多い時期

新生児の睡眠をイメージした写真

生後すぐの赤ちゃんは、1日の大半を眠って過ごします。目安としては16〜18時間ほど眠ることが多く、赤ちゃんによっては15時間以下の日もあれば、20時間近く眠る日もあります。数字だけを見ると不安になることもありますが、睡眠時間には個人差があり、授乳ができていて機嫌や顔色が大きく崩れていない、成長の様子に問題がない場合は、多少の違いを過度に心配しすぎる必要はありません。

新生児期の睡眠は、脳や身体の発達を支える大切な時間です。眠っている間にも赤ちゃんの身体は成長し、外の世界に慣れる準備を進めています。大切なのは「何時間眠ったか」だけではなく、赤ちゃんが安心して眠りに入りやすい環境を整えることです。

新生児期は、眠る時間が長いこと自体が自然な姿です。
15時間以下、20時間近くなど、日によって幅が出ることもあります。
睡眠は脳と身体の成長に関わるため、静かで安心できる眠りの土台を整えることが大切です。

昼夜の区別がまだ安定しない新生児の眠り

2〜4時間ごとの睡眠と覚醒をくり返す

新生児は、まだ昼と夜の区別がはっきりしていません。大人のように夜に長く眠り、昼に起きて過ごすリズムではなく、2〜4時間ほど眠って目を覚まし、授乳やおむつ替えをして、また眠るという流れを一日中くり返します。

夜中に何度も起きると、育てる側はとても大変に感じます。ただ、この時期の赤ちゃんにとっては自然な睡眠サイクルです。生後3〜4ヶ月頃までは昼夜の区別が未発達なため、夜間の授乳や覚醒が続くことがあります。焦って整えようとするよりも、少しずつ昼は明るく、夜は静かに暗くするなど、環境からリズムを伝えていくことが大切です。

眠りの見方

新生児の睡眠は「短く何度も」が基本です。夜にまとまって眠らないことだけで、すぐに問題と決めつけないことが大切です。

安心して眠りにつくための寝かしつけ

スキンシップと穏やかな音で心を落ち着ける

赤ちゃんが眠りにつきやすくなるためには、安心感を感じられる関わりが大切です。背中をそっとさする、抱っこで軽く揺れる、静かな声で話しかけるなど、赤ちゃんが親のぬくもりや存在を感じられる時間は、眠りに入る準備につながります。

子守唄や穏やかな音も、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせる助けになります。強い刺激や大きな音ではなく、一定のリズムでやさしく続く音のほうが、赤ちゃんにとって安心しやすい環境になります。寝かしつけは毎回同じように進めることで、赤ちゃんが「これから眠る時間」と感じやすくなります。

背中をさする、抱っこで揺れるなど、触れ合いを通して安心感を伝える。
子守唄や穏やかな音で、眠りに入る雰囲気をつくる。
毎回同じ流れを意識すると、赤ちゃんが眠る前の合図を受け取りやすくなる。

睡眠ルーティンで赤ちゃんに眠る流れを伝える

お風呂、マッサージ、授乳、寝かしつけの流れ

赤ちゃんのマッサージをイメージした写真

赤ちゃんに生活リズムを伝えていくには、毎日似た流れをくり返すことが役立ちます。たとえば、お風呂に入る、やさしくマッサージをする、授乳をする、照明を落として寝かしつけるというように、同じ順番で過ごすことで、赤ちゃんは少しずつ「この後は眠る時間」と感じやすくなります。

最初から完璧な時間に合わせる必要はありません。大切なのは、赤ちゃんにも家族にも無理のない流れを作り、くり返しやすい形にすることです。ルーティンは赤ちゃんを安心させるだけでなく、育てる側にとっても一日の見通しが立ちやすくなるため、夜の過ごし方が少し落ち着きやすくなります。

眠る前の流れ
1
お風呂で身体を清潔にし、日中の刺激を少しずつ切り替える。
2
マッサージやスキンシップで安心感を伝える。
3
授乳をして、お腹の満足感を整える。
4
部屋を静かにし、抱っこや声かけで眠りへ移行する。

音と光を調整して昼夜の違いを伝える

夜は静かに暗く、昼は自然光を取り入れる

新生児は音や光に敏感です。眠る前や夜間は、できるだけ刺激を少なくし、照明を落として静かな環境を整えます。夜中のおむつ替えや授乳のときも、必要以上に明るくしすぎないことで、赤ちゃんに夜の雰囲気を伝えやすくなります。

一方で、昼間はカーテンを開けて自然光を取り入れ、日中であることを身体で感じられるようにします。生後すぐに完全な昼夜の区別がつくわけではありませんが、毎日の光の入り方や生活音の違いが、少しずつ体内リズムの土台になります。

夜間

暗めの照明やナイトライトを使い、声や動きも穏やかにして、眠りに戻りやすい環境を保ちます。

昼間

カーテンを開けて自然光を入れ、家族の生活音もある程度感じられるようにして、日中のリズムを伝えます。

室温と湿度を整えて眠りやすい空間にする

体温調節が未熟な赤ちゃんに合わせる

新生児は体温調節がまだ未熟です。暑すぎたり寒すぎたりすると眠りが浅くなりやすく、汗をかいたり、反対に手足が冷たく感じられたりすることがあります。快適な眠りのためには、室温と湿度を整えることが大切です。

目安として、室温は20〜22度、湿度は50〜60%ほどが過ごしやすい環境とされています。季節や住まいの環境によって感じ方は変わるため、エアコンや加湿器を使いながら、赤ちゃんの首元や背中を触って汗ばみや冷えを確認します。

確認ポイント

赤ちゃんの手足だけで判断せず、首元や背中の汗、顔色、機嫌、呼吸の様子を合わせて見ます。衣類や寝具は、季節と室温に合わせて調整します。

寝具と衣類は快適さと安全性を意識する

通気性、肌ざわり、適度な硬さを大切に

赤ちゃんと寝具をイメージした写真

赤ちゃんが心地よく眠るためには、寝具の選び方も大切です。肌に触れるものは通気性や吸湿性があり、やわらかな肌ざわりのものを選ぶと快適に過ごしやすくなります。汗をかきやすい時期は、こまめに寝具を清潔に保つことも眠りやすさにつながります。

敷布団は、やわらかすぎるものよりも適度な硬さがあるものを選びます。沈み込みが強い寝具は姿勢が崩れやすく、赤ちゃんにとって快適とは限りません。衣類も、きつすぎたり厚着になりすぎたりしないように、室温と赤ちゃんの様子を見ながら調整します。

寝具は通気性、吸湿性、肌への負担の少なさを意識します。
敷布団はやわらかすぎず、姿勢が安定しやすいものを選びます。
衣類は季節だけでなく、室温、汗、赤ちゃんの表情を見て調整します。

眠りを妨げる不快感を取り除く

おむつ、服装、身体の違和感を確認する

赤ちゃんが眠ってもすぐに起きてしまうときは、身体の不快感が関係していることがあります。おむつが濡れている、服がきつい、タグや縫い目が気になる、暑すぎる、寒すぎるなど、小さな違和感でも新生児にとっては眠りを妨げる原因になります。

寝かしつけの前には、おむつの状態を確認し、衣類が身体を締めつけていないかを見ます。特に季節の変わり目は、親が感じる温度と赤ちゃんの体感が違うこともあるため、汗や冷えを確認しながら調整します。

寝る前の確認
1
おむつが濡れていないかを確認する。
2
服がきつすぎないか、肌に当たって不快な部分がないかを見る。
3
暑さや寒さが強くないか、首元や背中の汗で確認する。
4
授乳前後の様子や機嫌を見ながら、無理に寝かせ急がない。

授乳後のゲップケアで胃の不快感を減らす

飲んだ後すぐに寝かせず、少し様子を見る

授乳後のげっぷケアをイメージした写真

授乳後にお腹が張っていたり、空気がたまっていたりすると、赤ちゃんは寝つきにくくなることがあります。飲んだ後はすぐに横に寝かせず、数分ほど縦抱きにして背中をやさしくさすり、ゲップが出やすいようにサポートします。

必ず毎回はっきりゲップが出るとは限りませんが、少し時間をおいてから寝かせることで、胃の不快感を減らしやすくなります。赤ちゃんの表情や身体の力の入り方を見ながら、苦しそうな様子がないかを確認します。

授乳後の工夫

縦抱きで背中をさすり、赤ちゃんの胃の不快感をやわらげます。苦しそうな様子が続く場合は、自己判断で長く様子を見すぎず、必要に応じて専門家に相談します。

体調の安定が睡眠の安定につながる

発熱、脱水、機嫌の変化も睡眠に影響する

赤ちゃんの体調が整っていると、眠りも安定しやすくなります。反対に、発熱、鼻づまり、お腹の不快感、脱水、強いぐずりなどがあると、眠りが浅くなったり、何度も目を覚ましたりすることがあります。

日々のケアでは、母乳やミルクが普段通り飲めているか、尿や便の様子に大きな変化がないか、熱がないか、呼吸が苦しそうでないかを確認します。いつもと違う様子が続くときは、睡眠だけの問題として考えず、体調面も合わせて見ていくことが大切です。

注意したいサイン

発熱、哺乳量の明らかな低下、ぐったりしている、呼吸が苦しそう、尿が少ないなどがある場合は、早めに医療機関へ相談してください。睡眠環境だけで解決しようとしないことが大切です。

日中の光で体内リズムを少しずつ整える

朝の自然光が昼夜の区別の第一歩になる

赤ちゃんと日光浴をイメージした写真

日中に自然光を感じることは、赤ちゃんの体内時計を整えていくうえで大切なきっかけになります。朝起きたらカーテンを開け、部屋に光を入れることで、赤ちゃんの身体に「昼が始まった」という合図を届けやすくなります。

夜に眠りを促すホルモンとして知られるメラトニンのリズムも、昼夜の明暗差と関係しています。新生児期から急に整うものではありませんが、朝の光、日中の明るさ、夜の暗さという環境の違いを毎日くり返すことで、少しずつ睡眠リズムの土台が作られていきます。

朝の習慣

朝はカーテンを開けて自然光を入れ、昼間は明るく過ごします。直射日光を強く当てる必要はなく、部屋の明るさを通して昼の時間を感じられるようにします。

家族で負担を分けながら赤ちゃんの眠りを支える

親の睡眠不足にも目を向ける

新生児の夜間授乳やおむつ替えが続くと、親も睡眠不足になりやすくなります。赤ちゃんの眠りを整えることは大切ですが、同時に、育てる側が休める仕組みを作ることも大切です。

パートナーや家族と役割を分け、夜間の対応を交代する、日中に短い休息を取る、家事の優先順位を下げるなど、無理を抱え込まない工夫が必要です。赤ちゃんのケアは一人で完璧に行うものではありません。周囲のサポートを受けながら、赤ちゃんと家族全体が少しでも安心して過ごせる環境を整えていきます。

家族のサポート

交代制でケアをしたり、日中に休める時間を確保したりすることで、親の心身の負担を軽くできます。赤ちゃんの眠りを守るためにも、親が休める環境づくりが欠かせません。

まとめ

新生児の赤ちゃんは、成長と発達のために多くの睡眠時間を必要とします。睡眠リズムは大人とは大きく異なり、昼夜の区別が安定しない中で、短い眠りと覚醒をくり返しながら少しずつ生活のリズムを身につけていきます。

家族ができることは、赤ちゃんが安心して眠れる環境を整えることです。光や音、室温と湿度、寝具、衣類、授乳後のゲップケア、不快感の確認など、小さな工夫を重ねることで、赤ちゃんの眠りは少しずつ安定しやすくなります。

同時に、親が休めることも大切です。新生児期は思い通りに進まない日もありますが、家族で負担を分けながら、赤ちゃんのペースに寄り添っていくことで、安心できる睡眠環境を育てていけます。

 

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ひとつ読んで終わりではなく、「今の自分に合うケア」を少しずつ増やしていくと整いやすくなります。
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